英語はスポーツだ!英語学習・スピーキング・英検1級ブログ

40代メーカー勤務。留学・英会話スクールに通わずに英検1級合格。英語勉強法のノウハウを説明。

書評 英会話は筋トレ。

こんにちはTakuoです。

今回は英会話は筋トレ。という、このブログの主張に見事に合致する題名の本をご紹介です。

 

 

筆者の方が筋トレも趣味で、その筋トレと英会話の練習が似ているということでこのタイトルになったようです。

Speakingのための初心者向け読本という形で、まずは初めてみよう、やってみようというエントリーレベルの本です。

非常に簡単な文例を順番に乗せており、それを筋トレのように繰り返しSpeakingして、身につけるということを説いた本です。反復して覚えるというのは非常に大切であり、このブログも何回も説明していますが、Speakingができるようになるための王道かつ唯一の道です。

初心者の方はいちど見てみてください。

 

尚、同時に下記の本もみたのですが、なぜ日本人は英語が話せないのか?という疑問を冒頭から投げかけておきながら、それに明確に答えず、いきなり英文法の話をしだすという、正直なにをしたいのかわからない本です。

 

 

なぜ日本人は英語がはなせないのか、代わりにお応えしておきましょう。それは、”話す練習をしていないから”です。では、なぜ話す練習をしていないのか?

1.英語を話す環境がないから。話す必要がないから。

2.話す練習は英語の授業時間では収まらないくらい長くやらないといけないので、できなかった。

3.英文を何回もいったり、覚えようとする行為は”学問”ではなく、練習だから、漢字書き取り練習、算数計算練習と同じように、基礎的な学習行為であり、学問ではないと、見下しているから。

4.なぜ英語をこれだけやっていて、話せない人がいるのか、英語本を書いている人たちはそもそもわからないから。英語本を書く方の多くが、英語学や英文学を専攻した方々が書いており、そもそも英語が大好き。そういう人は、英語を使う機会が多く、自分からも使おうとするので、自然と話せるようになってしまう。なので、英語が嫌い、もしくは中立な人間の気持ちが理解できない。従い、まったくトンチンカンなことを言ったり、無意味な英語本を量産する。結果として、本当に必要な”練習”ということが伝えられない。