英語はスポーツだ!英語学習・スピーキング・英検1級ブログ

40代メーカー勤務。留学・英会話スクールに通わずに英検1級合格。英語勉強法のノウハウを説明。

書評:働き方 稲盛和夫

英語の本ではないですが、2009年発行の稲盛さんの本からの抜粋です。

 

 

いい仕事をするために必要不可欠なこと。

①細部まで注意を払うこと

②理屈より経験を大切にすること

③地道な作業を続けていくことを厭わないこと

 

どれも深く同意できる内容で、自分のサラリーマン人生20年をふりかえっても、いずれも実体験として経験し、感じたことばかりです。

 

①細部まで注意をはらうこと

たとえば作成したスライドの、点や丸がついてない、とか、ちょっとした誤字脱字があるとかなど。ほんとにちょっとしたことで、指摘をすると、”細かいですね”と言われてしまうようなところですが、そいうところまで神経を配れない→細部にまでチェックできないと、どこかで抜けや漏れが発生して、失敗します。また、そういうところに気が配れない人ほど、そういう細かいところをバカにするのですが、そういう人はまず、大きな仕事を成し遂げるとか、大きな成果を出すということができません。なぜなら、細かいことの積み重ねが、大きな成功につながるからです。

 

②理屈より経験を大切にすること

経験を信じろ、といっているわけではなく、理屈も大事だが、いままで自分が経験してきた中で、思うこと、考えることを大切にしてみろ、ということだと思います。ここでいう経験はどちらかというと、実際の現場現物、という意味に近いとおもいます。机上の空論をこねくり回すのではなく、まず手を動かしてやってみて、現物から考えてみる。理論と実践がイコールかどうか、やってみて考えろということです。

私も実際の仕事の現場で思うのは、いわゆる「頭のいい」ひとほど、理論・理屈が先行してしまい、実際やってみる、現場現物をみてデータをとってみるということをおろそかにするようにおもいます。

 

③地道な作業を続けていくことを厭わないこと

最近一番無視されがちな風潮かとおもいます。地道な作業を毎日毎日積み重ねる。自分の習慣にまで落とし込み、毎日行うことで成長していくということです。