英語はスポーツだ!英語学習・スピーキング・英検1級ブログ

40代メーカー勤務。留学・英会話スクールに通わずに英検1級合格。英語勉強法のノウハウを説明。

Review:「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由

こんにちはTakuoです。

今日の本は、その考え方が非常に参考になるため取り上げます。

 

 本書の著者はもともと自動車会社でエンジニアをされていた方で、55歳から通訳学校に通い出し、60歳からフリーランスの通訳者になった方です。

 

英語コミニケーション力は英語と知識の複合力

英語コミュニケーション能力を四角形で捉え、横が(その分野の)知識、縦が英語力になります。英語だけできても、その事柄に関する知識がないとうまく訳せない、逆にその知識は豊富でも、英語を知らないと、英語にできないということです。

 

ネイティブといえども、技術に明るくないと、専門的な打合せでは通訳にならないのです。

とある検査装置の商談で通訳をした際、相手側通訳が英語ネイティブでしたが、技術知識が全くなかったため、トンチンカンな回答でうまく話が進まなかったそうです。

 

いつも“英語は道具に過ぎない”と言ってますが、まさにそれをよく説明している話ですね。いくら道具をうまく使いこなせても、話す内容がなければ(話す内容を持っていなければ)コミュニケーションにならないということです。

 

私もとあるメーカーに勤めていますが、このようなケースはよくあります。英語はわかるけど、話してるモノ自体がわからない、ということです。逆にモノを作ったり、設計してる人間からすると、中身はわかるけど、どう言ったらいいかわからず、もどかしいということになります。

 

英語を学ぶという観点からすると、特に社会人の方は、自分の専門から道具としての英語に入っていくのが、近道でしょうね。

 

参考にされてみてください。