英語はスポーツだ!英語学習・スピーキング・英検1級ブログ

40代メーカー勤務。留学・英会話スクールに通わずに英検1級合格。英語勉強法のノウハウを説明。

1次対策 英作文

ここでのポイント

  • 英作文対策方法
  • その他ポイント

 

こんにちは、Takuoです。

 

1次試験の英作文対策について、話したいと思います。

 

1次試験の英作文ですが、お題に対して、自分の意見と3つの理由をIntro,Main,Conclusionの順で述べるというものです。トータルで200文字程度の文章になるように仕上げます。

 

お題については、“思ったりしなくもないけど、人に言えるぐらいまでまとめてはいない”レベルのネタが出されます。下記に最近のお題例を挙げておきます。

 

Should developed nations encourage immigration from other countries?(2017第2回)

 

Can restrictions on freedom of speed ever be justified?(2017第1回)

 

 Should the death penalty be banned in Japan? (2016第3回)

 

 さて、どうするかですが、まず前提としてですが、この試験は英語の試験です。その問題に対するあなたの知識や理解度を問う試験ではありません。

 

従い、書かれている内容が高度であるか、深い内容であるかは、ほとんど意味がない(評価されない)という点に注意しましょう。

 

形式に慣れる

お題についてAgreeかNot agreeか、その理由3点について、過去問を使って徹底的に書きましょう

 

その際重要なのは、時間をはかって書く、英語で最初から書く、質より量をこなす、という3点です。

 

英作文は通常単語、長文読解ときて、最後のリスニング試験との間にやることになります。

 

従いどうしても時間がない。1級を受けようという方は、準1級はすでに合格されているはずですので、最低限の英文は書けるはずです。

 

まずは時間を測りながら、短時間で意見をまとめ、必要量を書くトレーニングをしましょう。

 

内容を長時間かけて練って、書くトピックごとに作成してそれを覚える、なんてやり方は応用が効きませんのでやめましょう。私の場合は30分を英作文の時間分と考えていました。

 

 また、英文は最初から英文で書きましょう。日本語で書いてみて、それを英語に訳す、というのは最初はやってもいいかもしれませんが、1級受験者がやる練習ではありません。英文は最初から英文で書きましょう。

 

 さらに書く量(回数)を増やしましょう。過去問、ネットに転がっている英作文お題を片っ端からやっていきましょう。回答などはもちろんありません。自己採点ですが、必ず書いたものはどうだったか見直しましょう。

 

MEMO
なぜこんなことを言うかというと、個人的な意見としては日本語を使う“脳内回路”と英語を使う“脳内回路”が違うと感じるからです。

 

私はもちろんネイティブではありませんので、当初英語の勉強を始めた時は、まず日本語で考えて、そこから英語に訳してという手順をとりました。最初はこれが必要ですが、だんだんと慣れるに従い特に会話などで、スッと英語が出るようになります。

 

これは脳内に英語回路ができつつある、という状態だと思います。この英語回路を強く成長させて行くことで、自分の英語力が上がる、という感覚で間違い無いのではと今は思っています。経験に基づく個人的意見です。

 

 型にはめて書く

問題文にStructure:introduction,main body,and conclusionで、またGvie THREE reasons to support your answerと明確に書いてあります。なので、このとおりに書きましょう。

 

IntroductionではYesかNoか、自分の意見を明示し、Main bodyでは3つの理由をちゃんと明記します。そして最後に、まとめとして再度自分のYesかNoかの意見をのべて終わりです。


 繰り返しになりますが、このテストは英語のテストです。自分がいかに知っているか、知識を問うものではありません。

 

したがい、どんな幼稚な意見であっても、ちゃんとこのかた通りに理路整然と描かれていれば、減点されることはないと考えます。

 

減点されるとすれば、言われたことをちゃんと書けていない(3つ理由がないなど)、論理が通っていない=通じない、わからない英文になっているとか、文法、単語スペルがまちがっているとか、です。

 

変にこったものをつくろうとせず、シンプルでわかりやすい英文に徹し、要求されている内容通りに、記述してください。