英語の小学校での教育
こんにちはTakuoです。
みなさんは英語の早期教育についてどう思われますか? 日本の小学校では2020年から英語が教科とされる(成績が付く)ため、先生の数を増やすそうです。
聞く話すを強化していくそうですが、英語を話す環境があまりない日本で、いきなりやれと言われても、現場は大変だと思います。
読む書く聞くは今までの日本語教育でも散々やっていますが、話すはあまりやってきていません。ネイティブ呼んでいっしょにちょっと英会話....ふれあい異文化交流はいいですが、それで数年間で話せるようになるでしょうか。
英語は道具
まず認識として再度考えたいのが、“英語はコミュニケーションの道具”であるということです。英語を話すこと自体に意味があるのではなく、話す“内容”に意味があるということです。
道具ですから、いかに上手く使いこなせるかが大切ですよね。野球のバッターで言えば、いかにバットをコントロールできるか、スキーで言えばいかにスキー板やストックを上手く操り、流れに乗っていくか、ですよね。
英語も同じで、自分の伝えたい内容があって、それをいかに英語で相手に伝えるか(逆だと、いかに受け取るか)、という事です。使うのが英語だというだけで、中国の方なら中国語、韓国の方なら韓国語、フランス人ならフランス語で伝えるのが一番伝わりますよね。英語は自分の意見、意思を伝える道具なんだという事を再度認識しましょう。
スピーキングはスポーツ
私がいつも言ってるのは、スピーキングはスポーツと同じ、練習しないと上手くならないということです。具体的な初期段階のやり方は2次試験対策の記事をご覧ください。
バッターで言えば素振りから、スキー初心者はボーゲンからですよね。何回も反復練習して脳に刷り込んでいく、これしか方法はありません。反復するから覚えられる、反復するから習熟して話すのがスムーズになる、これ、当たり前ですよね。これ以外に道はありません。
あとは苦しくなりがちな練習をどう楽しくするか?これもスポーツと同じですね。グループに入って仲間を作る、競い合う、大会に参加する、試験を受けて実力をためす、などなど。
競技内容を変えるというのもあります。アルペン競技だけでなく、クロスカントリー、ジャンプ競技、スノボのハーフパイプなど、もはや何を話しているのかわからなくなってきましたが(笑)、スピーキングはスポーツだ、ということ忘れないようにしましょう!