Review:英会話はスポーツだ
こんにちは。管理人Takuoです。
今回はほとんどタイトルで買ったともいえる本のレビューです。
2005年当時の本ですので、約13年前。したがい、ネットに関する情報などはかなり古いですが、著者の方のメインの主張、「英会話はスポーツだ。教わろうと受け身でいないで、自分でトレーニングしよう」というのはよく伝わってきます。
この本自体、ベストセラーなどにはなっていないようですが、13年前にすでにこのような、「英会話はスポーツのように、トレーニングで身に着ける」という考えが出されていたのに驚きます。
会話は学校教育だけでみにつけるものなのか
本書中盤ででてきますが、「英会話は学校教育で身につけるものなのか」というお題ですが、非常にむずかしいです。
会話は身体で覚えるものである
↓
英会話にはトレーニングが必要
↓
週5時間を数年間するだけで十分なトレーニングができるのか(できない)
週5時間といっても読み、聞き、書きなどもあったうえで、話すもやるとすると、話すに割かれる時間はもっと少ないでしょう。
学校教育だけでは、正直なところある程度話す能力を付けようと思えば、圧倒的に時間がたりません。
というか、部活のようにSpeakingの練習をする時間が必要になります。朝練とか...
この教育の分野は専門家ではないので、なんともいえないですが、難しいからといってあきらめたくないところではありますよね。
読む用の英語、聞く用の英語、話す用の英語があるわけではないですから、いかに同じ内容(教科書がメインになるのでしょうか)をそれぞれのアプローチで使いまわすかが大切なんでしょうか。
本書、方法論はあまり参考にならないかもしれませんが、コンセプトには非常に同意できる次第です。
よろしければご一読ください。