英語はスポーツだ!英語学習・スピーキング・英検1級ブログ

40代メーカー勤務。留学・英会話スクールに通わずに英検1級合格。英語勉強法のノウハウを説明。

英検1級 テスト内容

ここのPoint

  • 1級試験がどんな内容なのかの考察
  • 実際どんな感じなのか

 

こんにちはTakuoです。ここでは1級試験が具体的にどんな感じなのかについてお話ししたいと思います。

 

1級試験の内容は?
試験はご存知の通り1次試験と2次試験に分かれています


1次試験:単語熟語 長文 英作文 リスニング
2次試験:面接

 

リーディングからライティング、ヒアリングにスピーキングとほぼ全部総合的に評価されるテストですね。

 

1次試験 語彙と熟語 空所補充 25問
全部で25問、短い文章の穴埋め(4択)が出ますが、この単語が難しい(笑)。正直私の一番苦手な分野でした。ここは知ってるか知らないかですが、逆にちゃんとやれば得点が取れるところですよね。知らないならなんとなく雰囲気で選ぶしかないですね(笑)。私も意外となんとなくで選んだものがあってました。


対策についてはまた後でお話ししますが、1級向け単語帳を買って覚えるのが手っ取り早いと思います。評価の高いのが出る順単語ですが、私はこれのアプリをiPhoneに入れてやってました。
スキマ時間にできるのでおススメです。

 

1次試験 読解 空所補充 6問
文章を読んで空所に四択から入れる問題6問です。

 

1次試験 読解 内容一致 10問

長文3本を読んで後から4択で選ぶ問題10問です。

 

どちらも文章が長いか難解な文章で、よくわかんない(笑)。普段あんまり読みたくないような文章が並んでいます。問題作ったかた尊敬しますね。(笑)

ここはもちろん英文読解能力がものをいいます。1級を受けようと思う方は、比較的英語に慣れている、どちらかというと英語好きの方が多いかと思います。普段から英文を読む機会も多いと思うので、ここはいかに普段から英文を読んでるか、使ってるかだと思います。

 

1次試験 英作文
お題に対して200字程度で自分の意見を書く英作文です。トピックに対して、意見と3つの理由をIntro,Main,Conclusionの順で書きます。
なおここで出るトピックは、以前2次試験のスピーキングで出たトピックから出る場合(またその逆)が多いようです。

MEMO
考えてみれば、書くか話すかのアウトプットの違いだけですし、トピックスだって限られるわけですから、当たり前といえば当たり前ですよね。あんまり変なことお題にできないですもんね。

 

対策本の正解解答文など見ると、すごい、こんなのたかだか数十分で書けってか!と思うような立派な文章が書かれてますが、ご安心ください。平易な文書でも十分合格できます。私がそうですから(笑) 。ポイントはテンプレート、シンプル、ロジカルです。

 

1次試験 リスニング27問

Part1-Part4に分かれており、それぞれ下記の内容で話が流れ、合うものを4択から選びます。

Part1: Dialogues

Part2:Passages

Part3:Real life

Part4:Interview
英文を読んだり書いたりして疲れているところに、トドメのヒアリング。耳がいかに英語に慣れているかがキーになります。

 

MEMO

ヒアリングもスピーキングもそうですが、英語はスポーツと同じで体を使う競技だと思います。足が速いとか、泳ぐのが上手いというのと同じで、聞くのが上手い、話すのが上手いということです。人間のやることは全て脳から指令が出てますので、“体育ができる君は頭が悪くてもしょうがない”は間違いですね。単にトレーニングしてないだけです。

 

2次試験 面接

 ここからは1次試験を受かったかたのみが受けられる試験ですね。お題が載っているカードを見てお題を選択、1分間考えたのち、2分間でスピーチをします。そのあと試験官とのQ&Aが3-4分あります。

そもそも人前でなんかのお題について、2分間で話せ、という状況ありますか?(学校の先生ならあるかも)そういう方式になれるのが一番の対策かと思います。(対策は後述しますが) 対策本などで、キーフレーズやトピックスのまとめ的なもの見ましたが、そもそも英語の試験であり、あなたの意見がいかに正しいかの試験ではありませんので、意見があってるかどうかよりも、いかに英語を話す能力が身についているか?話すのに慣れているかが、重要になります。

付け焼き刃でフレーズを覚えるくらいなら、自分の言葉で話すべきです。

 

 また対策本の回答がありますが、あれはなんでしょうか?(笑) あんなすごいスピーチをその場で見て2分間で喋れるのは、日本語でも無理です。(笑)  あんなのいえなくとも十分受かります。惑わされないようにしましょう。(私は正直参考にしませんでした。参考にならなかった、というのが正解でしょうか。)

スピーチの前に簡単な自己紹介、会話、またスピーチ後にQ&Aがありますが、これらも重要な評価ポイントです。ここから分かるように、スピーチの内容、ご立派さでなく、あくまで英語のスピーキング、およびロジカルかどうかを見ていることを忘れないようにしましょう。

 あと必ず忘れないようにしないといけないのは、終わって部屋を出る際に、挨拶するように。印象ももちろん大事です。

 

MEMO

2次試験の受験者を見回しましたが、中年レベルの方が多い。また女性の率が高い印象でした。やはり英語系の仕事につかれる方は女性が多いのでしょうか。なお、一旦試験会場に入ると電話が使えません。(袋に入れさせられます。)

 

 

2017年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

2017年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

 

 

 

2017年度版 英検1級 過去6回全問題集CD (旺文社英検書)

2017年度版 英検1級 過去6回全問題集CD (旺文社英検書)