AIが発達すると英語勉強は要らない？

こんにちは管理人Takuoです。

“AIが発達すると英語などの語学勉強が要らなくなる”、と言う人がいますが、皆さんはどう思いますか？

“AIが発達すれば、話すだけで英語に翻訳してくれるソフトや機器などの性能が上がり実用レベルになる。そうするとそれ経由で話せばいいから、英語自体の勉強はしなくても困らなくなる。”というものです。

AIの進化、製品の進化

確かにAIを使った機器の進化は凄まじいものがあります。GoogleスピーカーやAmazonのエコーなど話すだけで、内容を認識し答えてくれる機器もできてきつつあります。また翻訳自体もGoogle翻訳など翻訳精度が飛躍的に向上しており、シンプルな文章であればほぼ間違いなく翻訳できるでしょう。

2020年の東京オリンピックに向けて翻訳機能付きの拡声器も準備されているようです。では、そんな機器が溢れて、日常的になると英語などを学ぶこと自体要らなくなり、しなくてよくなるのでしょうか？

多言語音声翻訳サービス「メガホンヤク」 | 商品情報［法人］ | Panasonic

Amazon Echo (Newモデル)、チャコール (ファブリック)

 英語学習が必要とされる理由

私はそのような時代が来ても、いつの時代でも必要だと思います。なぜか？ 一番大きい理由は、それらの機器が全て“電源があること”を前提にしているからです。コンセントを抜けば、電池がなくなれば、ただのモノです。

出かけた際に、特に必要な時にスマホの電池がなくなる経験をされたことはありませんか？電池がなければ、スマホはただの鉄の塊です。

山の中に行けば、海のど真ん中では電源はありません。そんな時どうやってコミュニケーションをとるのでしょうか？

言葉には意思があり、力がある

また、そのような翻訳機器が発達して、人々が使うようになったとして、あなたはそれを通して人と話すようになったとします。

ビジネスでは問題ないですし、むしろ積極的に活用して、幅広く人とのコミュニケーションを広げるべきかもしれません。

でも、あなたはその機器を通して、友達と話したいですか？飲み会をしたいですか？もしくはあなたの好きな人と話したいですか？..... やっぱり下手でもいいから、その人の口から直に言葉が聞きたいし、話したいですよね。

やはり、その人の口から出た言葉には意思があり、力があります。直接、面と向かって話すことでそれを感じたい、やりとりしたいというのは人間として自然なことですよね。こんなような理由で英語学習、もっと言えば言語学習のニーズは無くならないと思います。

むしろ、訳しているAIを誰がチェックするのか？という話もあり、より重要になるんじゃないでしょうか？

AIをチェックするAIがいてそれをチェックする人間がいて、さらにそれをチェックする人間がいてみたいな.....(笑)。

それでは引き続き頑張って行きましょう！